2010年02月25日
ホームヘルパーの資格
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ホームヘルパー2級の資格をとりました。講義は、毎日朝から夕方までビッシリでさすがに疲れました。でも、もっと疲れたのが実習です。実習生の身なので、できる範囲があり、手をさしのべたくても、職員からストップの指示がでるのでメンタル的な部分で大変でした。
たまたまた実習でいった特養の施設が悪かったんだと思いますが、お年寄りの扱いがあらっぽくて、見ていて悲しくなりました。食事中、職員が高齢者に食べさせるとき、食べる間隔が遅いので、無理矢理スプーンで口をこじあけて、突っ込んで見せて「こうやるのよ」、といわれたけど、さすがにできませんでした。みんないずれか、年をとり、人様の世話にならなくてはいけない可能性、あるのに。
デイサービスの実習は、また違う施設でしたが、本当にお年寄りは楽しんでいるのか、すごく疑問に感じました。時間通りにゲームしたり体操し、お風呂に入り、ご飯を食べて、また少しゲームしてサヨナラをしました。でも、楽しそうにしている人は、誰もいませんでした。
本当は家にいたくても、家族の都合でデイサービスに出しているお宅もあるそうで、確かに、私も子供が学校行かないで休むと、昼ごはんをちゃんと作ったりなんだかんだあり、落ち着かないから、気持ちとしては、わかるけど、行きたくないのに来ている人がいるのが、わびしいです。
訪問ヘルパーの実習もしましたが、ほんの1~2時間なのに、くたくたに疲れました。そのお宅は、高齢になってから、自宅の2階にあがることもなくなり、掃除もしていないから、してほしいという依頼でしたが、見事にほこりだらけ。ガラス戸などもドロドロで、ひたすら掃除をしました。訪問ヘルパーに行くときは、代えの靴下が必要だよとの話を聞きましたが、その通り、靴下の裏は真っ黒でした。これが現実なんですね。
無事、ホームヘルパーの資格を取得したものの、実習の印象が悪く、実際に働きたいという気持ちになれませんでした。理想と現実のGAPとかあれだけ大変、重労働なのに時給も安いし、ヘルパーの求人募集があるとつい目は行くけれど、これなら!というところもないし、意味のない資格をとってしまったのかな?と思うこともあります。でも、仕事に繋げることだけのために資格をとるわけではないし、知識としては広くなったわけなので、いいかなと思うようにしています。
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Posted by シーナ at
02:42
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